1980s HAI SPORTING GEAR

SOLD OUT

【サイズ】表記M, 体感M
肩幅50
袖丈60
身幅60
着丈69
(cm)
モデル: 172cm, 61kg

【素材】ウール100%

【コメント】

無造作ヘアというのが流行りましたね。

というか、今も流行っているのかな。

とにかく、ヘア・スタイリングをするときに、ワックスなどでカチッと固めるのではなく、ナチュラルで無造作に、しかしあくまでもヘアスタイリングをしないというわけではなくて、

しっかりと、「無造作に」ヘア・スタイリングをする。

いわば作られた「無造作」。

ともすればまるで、ヘア・セットをしていないかに見えるこの髪型ですが、セットする方はなかなかに大変で、いかにナチュラルに、しかしダラシがなく見えないように、

「この毛束は右向きにするべきか、それとも左向きにするべきか、、」

なんて、なかなか苦労するものです。

やっと髪型が決まって出かけた先で、強風なんかに吹かれた日には

「まるで寝癖みたいじゃないか！！」


こちらの少しシャツのような形をしたニットカーディガンは、ワコールとイッセイミヤケが共同でやっていた、HAY SPORTING GEAR のもの。

ロックステッチが剥き出しになっていたり、襟が切りっぱなしになっていたり。

オリーブカーキやチロリアンの洋服に使われるようなナチュラルな風合いのボタンも相まって、なんとも「無造作」感のある服じゃないですか？？

そしてこの服のいいところは、「無造作」な中でも、バランスが取れているところ。

剥き出しのロックステッチや切りっぱなしの襟はモード感のある「無造作」。

対して、未処理のナチュラルボタンは、カジュアルな「無造作」。

相反する２つの無造作でバランスを取ることによって、一つの服として、とてもかっこよく見えます。

無造作ヘアだって、たとえば着ている服がパジャマみたいな服だったら、本当に寝起きのように見えてしまいますね。

少しキレイ目な服を着るくらいが、ちょうどよく、かっこよく見えるのです。

※襟の後ろ部分にあまり目立ちませんが、小穴アリです。
最後の画像をご確認ください。

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