AD1990 COMME des GARCONS HOMME PLUS

SOLD OUT

【サイズ】表記なし, 体感M
肩幅53
袖丈53
身幅58
着丈63
(cm)
モデル: 172cm, 61kg

【素材】ウール100%

【コメント】

ラーメン屋さんに入ると、それが真冬か、真夏かに関わらず、いつでも熱々のラーメンが出てきます。

もしかするとお店によっては夏限定で、冷やし中華や冷麺がメニュー表に加わるところがあるかもしれないけど。

それでも、熱々ラーメンの「旬」は、どう考えても真夏より真冬。ともすれば夏の間は、「冷やし中華専門店」として営業をしたほうが、売り上げは立つかもしれない。

にも関わらず、ラーメン屋さんのメイン商品が、いつの季節も熱々ラーメンであるのは、それがお店の看板商品で、一番自身がある、みんなに食べてほしいものだからだと思います。

熱々ラーメンより、もっと「旬」に厳しいファッション業界。ましてや日本を代表するモードブランドであるコムデギャルソンならなおさらのこと。

このモックネックカットソーは、コムデギャルソンオムプリュス1990AWのものですが、このあたりの年代では、おそらく定番として出されていたもの。

特にこれといった装飾のない、これこそ当時のコムデギャルソンのメンズアイテム。ミニマムというよりも、ナチュラルという言葉がしっくりきますね。

一見するとユニクロなんかにもありそうなアイテムだけど、こういったシンプルなアイテムこそ、コムデギャルソンならではの「違い」が出るというもの。

前衛的で、奇抜な服が注目されがちなコムデギャルソンですが、これを定番アイテムとして出していたことを考えると、このようなシンプルなアイテムにこそ、ブランドの真髄がつまっているのかもしれない。

シンプルで定番のラーメンこそ、その店の腕の見せどころ、なんてね。

オーナー的にはこのインナーは、ナチュラルさのある、モードなものと合わせてほしいです。まさしくこの頃のコムデギャルソンのテーラードジャケットとか。

ルックでも着用されているアイテムだけど、ルックを真似るというより、ルックのような「雰囲気」で服を楽しんでほしいです。

状態もとても良い。おそらくほとんど着られていないんじゃないだろうか。いい服なのに、もったいないなぁ。

いや逆に、いい服だから、もったいなくて着られなかったんだろうか。


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