


















1980s Yves Saint-Laurent
¥111 税込
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【サイズ】表記なし, 体感XL
肩幅70
袖丈50
身幅67
着丈71
(cm)
モデル: 172cm, 61kg
【素材】ウール50%, アクリル50%
【コメント】
おそらく80年代ごろのイヴ・サンローランのVネックニット。
「便宜的に考える」ということは、一見すると簡単そうに見えて、意外と難しいことです。
あれこれ考えすぎずに、とりあえず物事を前に進めたほうが、絶対に良いんだろうなぁ。
と頭では分かっていても、なかなか実行するには勇気がいる。何かを「やめる」という勇気を持つことは、ある意味何かを「始める」よりも難しいことのような気がするな。
けれど、このイブ・サンローランのニットからは、「便宜的に考える」ことの大切さを教わったような気がします。
というのも、この年代ごろのイヴ・サンローランは、世界各国でライセンス契約を結んでいて、今日古着として見つかるイヴ・サンローランの洋服は、正直言ってどれが本ラインで、どれがライセンスなのかを見分けるのがかなり難しい。
このニットについても、これが本ラインのものなのか、ライセンスのものなのか、あれこれ調べてみたのだけれど、結局のところ、「これは本ラインです!」とも「いや、これはライセンスのものですね」とも、断言できていないのが現状です(これはオーナーの勉強不足でもありますね、ゴメンナサイ)。
もしこれが本ラインのものであれば、それだけブランドの洋服としての(デザイナー本人の息がかかった洋服としての)価値があるというものですが、反対にライセンス品ということであれば、そういった価値を求めることはできない。
そんなこともあってオーナーも、最初はこのニットの「正体」を突き止めることに躍起になっていたのだけれど、なかなか結論は出ないのです。
しかし、そこでオーナーは、ふと我に帰ります。
「このニットを買い付けした理由って、別にブランド品だからじゃないぞ、ファッションとしておしゃれに着れるから、買い付けしたんじゃないか」
こんな具合にね。
そこで「便宜的に」こう考えることにしたのです。
「イヴ・サンローラン」のブランドの洋服としてではなく、「80年代のイタリアブランドが作った少し洒落た古着」として見てみる。
そうすると、ざっくり空いたVネックにリブも太く、とても品のあるニットで、カラーリングもソリッドなモノトーン。そこに柄だけエスニックの要素を取り入れた感じがまるで、ラグジュアリー・ブランドが「今年のテーマはアジアの民族で!」と謳って作った洋服、
そんなふうに見えてくるじゃないですか!
イタリア製ということもあって、生地・縫製のクオリティも高く、各所のリブもキツすぎないので、ゆるっと着れる。
なにしろ、この年代特有の高級感を持ちながら、モノトーンでうまくバランスが取れているニットって、なかなかないですね。
うーん、でも色々調べてみた結果、ライセンスではなさそうなんですよね〜
まあどっちにしろ、カッコよければ良いんです!
こんな具合に、「便宜的に」考えて見たことで、それまで見えてこなかったこのニットの良さを見つけることができました。
「便宜的に考える」、なかなか良い考え方じゃないですか。
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