THE NORTH FACE × eYe JUNYA WATANABE MAN

SOLD OUT

【サイズ】表記XS, 体感S
肩幅43
袖丈62
身幅50
着丈74
(cm)
モデル: 172cm, 61kg

【素材】
表地
表側　ナイロン100%
裏側　ナイロン100%
背裏　ナイロン100%
中綿　ポリエステル100%
別布　コットン100%

【コメント】

AD2009 アイジュンヤワタナベマン×ノースフェイスのキルティングジャケット。

ジュンヤメンのデザインが気になりはじめてきたということは、それは大人になったという証拠。

洋服を好きになりはじめてすぐの頃って、どうしても奇抜なデザインだったり、分かりやすく「かっこいい」洋服が気になってしまうものです。

オーナだって、コムデギャルソンを好きになったばかりの頃はなんとも「盲目」で、

「ギャルソンの服は目立ってなんぼ！ジュンヤワタナベ？あんな普通のデザインの服なんて、ギャルソンじゃない！」

なんて、恐れ多くも、そんなことを考えてしまっていたわけです。若気の至りです…

けれど、それから洋服を沢山みて、いろいろなジャンルの洋服に触れていくと、「分かりやすくかっこいいもの」よりも、「カジュアルなもの」や「やりすぎないちょうどいいもの」の良さが、だんだんと分かってくる。

そうすると、今まで「普通」に見えていたジュンヤワタナベの洋服が、「特別」なものだったと気づくのです。

このジャケットは、アパレル用語では「シャイニーダウン」と呼ばれる、光沢のあるテカテカのダウン。モンクレールなんかがよくやるやつで、Y２ｋの雰囲気がぷんぷんしますね。

シャイニーダウンというと、レディースのイメージがあるけれど、このジャケットは、エルボーパッチだったり、チンストだったり、ジップにはアメリカのヴィンテージ・ワークウェアでよく使われている、universal zipが使われていたりと、各所に男らしさを感じるディティールが施されていて、なんとも「渋い」仕上がりですね。

シャイニーダウンに男らしいディティールという組み合わせは、普通だったら、チャラさというか、いやらしさが出てしまいそうなものです、しかしそこはジュンヤワタナベ、そのいやらしさがギリギリファッションとしておしゃれに見えるちょうどよいラインを攻めている。

そんなジュンヤワタナベの造る、「ダサカッコイイ」世界観が、オーナーは大好きなんだよなぁ。

一見普通に見えるけれど、こういう服を探そうとすると、古着にも、デザイナーズにも見つからない。決して派手ではないけれど、ジュンヤワタナベは、紛れもなく、唯一無二の、「コムデギャルソン」なのです。

ちなみに、このジャケットのブランド名「アイジュンヤワタナベマン」は、ジュンヤワタナベマンのセカンドブランドで、「デザイナーの目からみて本当に着たいもの」という意味が込められているそう。

いろんな洋服をたくさん見て、ちょっと大人になってきたら「アイジュンヤワタナベマン」ぜひお一つどうですか。


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